ドコモが提供する高齢者向けの見守りサービス(安否確認サービス)、かなり充実しているのをご存知でしょうか。
もともと従来のNTTドコモ携帯「らくらくホン」には「いきいき歩数計」という無料の安否確認サービスの提供がありました。
見守られる側の高齢者が携帯電話を持ち歩くことで、翌日、指定した時間に指定した家族宛に前日の歩数メールが届くというサービスです。
現在はさらにレベルアップして
ふだん通りにスマートフォンを使うだけで安否確認ができる「つながりほっとサポート」というサービスに進化しています。
今回はドコモの高齢者向け見守りサービス「つながりほっとサポート」についてまとめて、まとめてみました。
離れて暮らす一人暮らしの親の安否が心配…という方は必見ですよ!
ドコモの見守りサービス「つながりほっとサポート」とは
(引用元:ドコモ)
「つながりほっとサポート」はシニアとそのご家族に向けた安心サービスとしてNTTドコモが無料で提供している見守りアプリを使用した安否確認サービスです。
見守られる側のシニアと、見守る側のスマートフォンに「つながりほっとサポート」のアプリをインストールし、簡単な登録と設定を行うことで利用できます。
<<こんな感じで使えます>>
見守られる高齢者は、いつものようにドコモのスマートフォン、あるいは「らくらくホン ベーシック3」を使用するだけでOK。
基本的には1日1回、前もって登録しておいた家族(つながりメンバー)へ、スマートフォンの利用状況がメールで通知されます。
■お知らせ情報
- 体調
- 歩数計の歩数
- 画面ロック解除の有無
- 電池残量
そして「つながりほっとサポート」の利用料金は無料。
また、追加の条件設定も可能。
以下のように指定した条件でも、メール通知を受け取れます。
■追加設定可能条件
・歩数が一定歩数以上になった場合
・その日初めてスマートフォンを利用(画面ロックを解除)した場合
・電池残量が20%以下になった場合
・体調登録で「わるい」が登録された場合
でもそれだけではないんですよ。
たとえば、
日々の体調を「元気」「やや元気」「わるい」の3段階で登録し、スマホの利用状況に加えて、つながりメンバーに伝えることもできます。
(引用元:ドコモ)
また、自分の健康管理を振り返ることも可能。
簡単な自分専用の「健康ダイアリー」としても使えるので意外に便利です。
(引用元:ドコモ)
ドコモの見守りサービス「つながりほっとサポート」の利用申し込み
つながりほっとサポートは、パソコン、iphone、iPad(iOS)、ドコモケータイ、iモード、spモードに対応していて、ドコモらくらくホンには、はじめからアプリがインストールされています。
設定方法ですが、「ドコモのオンライン手続き」から申し込むことができ、spモード版をご利用の場合は、申し込みは不要。
オンラインなら24時間受け付けているので便利ですよね!
電話で申し込む場合はドコモケータイからは局番なしの「151」(無料)で受けています(午前9時~午後8時)
もちろん全国のドコモショップでも受け付けOK。
1人暮らしの親御さんひとりで申し込みや設定は難しいと思うので、最初の申し込みや設定までは、見守る側が準備してあげて、使い方を教えてあげると喜ばれると思います。
私の場合ですが、主人の実家が遠距離だったので、帰省の際に一緒にドコモショップに行って手続きを行いました。
ついでにお気に入りの曲で着信音設定をしたのでとても喜んでもらえましたよ!
ドコモの「つながりほっとサポート」でできる見守りは以下の通りです。
らくらくホン ベーシック3の場合
・歩数計の歩数
・ケータイの開閉回数
・ケータイの電池残量
・カメラの利用状況
スマートフォンの場合
・歩数計の歩数
・画面ロックの解除の有無
・電池残量
ドコモの見守りサービス「つながりほっとサポート」の設定方法
見守る側の「つながりメンバー(安否を通知するメンバー)」は、1契約当たり5名まで。
基本的には1日1回の通知ですが、週ごと、月ごとの一定間隔で登録することもできます。
つながるのはとても簡単
ドコモの専用サイトにアクセスし、
(引用元:ドコモ)
「招待メール送信」をタップすると、メール画面が開くのでアプリを使ってつながる人のアドレスを入力して送信。
後は送られてきたメールに記載されている順に入力することで設定できます。
1人暮らしで見守りアプリ使いこなせる?
ドコモのシニアサポート(高齢者見守りシステム)って、とても充実した機能だとは思うのですが、一番大事なのは、使いこなせるかどうかということ。
使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
60代、70代だと、まだアプリの機能も使えるかもしれないけれど、それ以上の年齢になると、スマホの画面を見ることや、携帯電話を使いこなすことが煩わしかったりするのではないかと思ったりします。
老眼でスマートフォンの画面を見るのも億劫に感じる方も多いのではないでしょうか。
そもそも、ガラケーからスマートフォンに切り替えること自体に抵抗があったりするかもしれません。
携帯利用料金が上がった分で、セコムやアルソックの月額利用料金(月額3000円)くらいが十分充分捻出できます。
スマートフォンの基本料金を考えると、月額利用料金に大きな差があること、小さな画面で操作するという点も含めて十分に検討する必要があるのではないかと思います。
高齢者の老人を対象とした安否確認システムは、他にもいろいろなスタイルのものが出ているので、ドコモの見守りだけにとらわれず、よく検討してみることも大事ではないでしょうか。
ドコモの高齢者見守りサービス まとめ
ドコモの高齢者見守りサービス「つながりほっとサポート」についてまとめてきました。
いかがでしたか?
無料で利用できて、とても充実したサービス内容、一見すごく良く見えるのですが、スマートフォンの月額利用料金を考えると、どうでしょうか…?
スマートフォンを使いこなせる高齢者であればかなりいいサービスといえますが、今までガラケー(フューチャーフォン)を使っていたシニアがスマホに切り替えるのであれば、月額利用料がかなり跳ね上がることも視野に入れなければなりません。
ドコモの見守り以外にも、どのような高齢者向けの安否確認サービスがあるのか、しっかりと情報を集め、比較検討してみることも大事だと思います。
その他の高齢者見守りサービス
利用状況を知らせるだけの見守りサービスには、限界を感じる方も多いと思います。
緊急通報サービスや緊急時の出動を希望するので有れば、高齢者を対象とした見守りシステムの実績のある「ホームセキュリティーサービス」も検討してみてはいかがでしょうか
「ホームセキュリティーサービス」と聞くと、費用を心配してしまいがちですが、業界大手のセコム(SECOM)やアルソックでも、月額3000円前後から利用できます。
まずは価格や仕様を知るためにも、資料を請求してみましょう。
資料請求の際は、必ず数社から資料を取り寄せ、様々な角度から比較検討なさることをお勧めします。
価格・仕様に加え、スピード・資料請求後の対応もチェックします。
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