高齢者の見守りサービス 訪問型と宅配型の見守りを比較してみた!一人暮らしの親の安否確認に最適なのは…

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高齢者の見守り訪問型

離れて暮らす高齢の親が心配…そう感じている人はとても多いです。

仕事や家族の都合で一緒には暮らせないし、お互いに同居を望んでいなかったり、理由はさまざま。

スマホアプリを使った見守りなど検討はしてみるものの、温かみが感じられなかったり、一人で暮らす親が実際はどのように暮らしているか分からない不安もあります。

高齢者の見守りサービスの中でも訪問型の見守りは、安否確認だけでなく離れて暮らす親の生活状況や健康状態、困っていることなどを直接確かめ、サポートしてくれるところが大きな特徴です。

また、同じ対面型の見守りでも無料だったり、安い料金で離れて暮らす親を見守ってもらえる宅配型の独居老人の見守りサービスもあります。

今回は高齢者の見守りサービスの中でも「訪問型の見守り」「宅配型の見守り」についてお伝えして行こうと思います。

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目次

高齢者の見守りサービス 訪問型のメリット

杖を使う男性高齢者


高齢者の見守りサービスは大きく5つに分類できます。

●センサーによる見守り
●スマホアプリによる見守り
●カメラによる見守り
●宅配による見守り
●訪問型の見守り

そして、それぞれの見守りには特徴があり、良いところ(メリット)、デメリットがあります。

訪問型の見守りサービスのメリットは、地域とのかかわりの深いスタッフを訪問させることで犯罪の防止や、直接健康状態の聞き取りができるところ。

スマホアプリを使った見守りのように、スマホのロックが解除されたとか、「元気ですというボタンが押されました」という連絡を受けるだけでなく、定期的に訪問することでどのように暮らしているかを記録として残し、見守る側の家族に知らせてくれる部分が大きなメリットです。

年寄りは子供に心配をかけまいとして、どうしても普段困ってることなどを隠してしまう傾向がありますよね。

定期的な訪問では、美容室に行ったとか、病院で言われたこと、バランスの良い食事をしているか、また不安に思っていることなど心身の健康状態を把握できるところに安心感があります。

また定期的な訪問では、室内の状況など生活の変化から認知症の傾向などに気が付くケースもあり、その点は訪問による見守りの大きな特徴ではないでしょうか。

訪問型では「郵便局の見守りサービス」がよく知られていますが、毎回訪問時に撮影する訪問局員との写真を見るだけでも、身ぎれいにしているか、清潔に暮らしているか、親の日々の生活を垣間見ることができます。

高齢者の見守りサービス訪問型の【メリット】

・地域とのかかわりと強い専任スタッフによる訪問
・直接、健康や暮らしの困りごとなどを聴き取ってもらえる
・訪問することでふだんの生活を目視で確認してもらえる
・地域情報や、犯罪防止の効果も期待できる
・定期的に訪問することで生活の変化が分かる

高齢者の見守りサービス 訪問型のデメリット

うなだれる男性高齢者

訪問型の見守りの最大のデメリットは、センサーやカメラ、ふだんの生活の異常を察知するサービスと組み合わせない限り、万が一の場合、状況を知ることができない点です。

安否確認のために毎日訪問するわけではなく、訪問型の場合はだいたい月に1回程度が多いです。

生活状況の変化を知るだけなら月一の訪問でも充分ですが、何かあったことを知ることができなければ見守りとしては不十分。

また訪問型の見守りの料金は、60分/月1回で2500円程度(郵便局の場合)で訪問以外はすべてオプションとなります。

センサーによる見守り、万が一の駆けつけサービスなどを付加するとセコムやアルソックなどのホームセキュリティ会社の見守りと変わらない料金となってしまいます。

また誤解されがちなので付け加えると、郵便局の訪問型みまもりは、駆けつけサービスにセコムやアルソックと別途契約することになり、訪問している局員が駆けつけるわけではないです。

高齢者の見守りサービス訪問型の【デメリット】

・月一度の訪問では万が一の状況を知ることができない
・センサーによる見守り、見守りペンダントとの組み合わせが必要
・月額料金的にはセコムやアルソック並みの料金になる

高齢者の見守りサービス 訪問型とセコム・アルソックを比較

一人暮らしの高齢者見守りもALSOK
(引用元:アルソック)

ここで、郵便局の訪問型の見守りを利用する際、さらにオプションで「駆けつけ」を付加したら、月額料金はいくらになるのかをお伝えしておこうと思います。

比較の対象として挙げるのは、セコム「親の見守りプラン」と、アルソックの「高齢者の見守りサポート」。

比較の理由は、郵便局が駆け付けサービスとしてオプションにしているのは、セコムやアルソックとの契約サービスだからです。(郵便局の見守りで緊急時に駆けつけるのはセコムやアルソックのガードマンです)

各社の料金と、料金に含まれるサービス、オプション料金は以下の通り。

 郵便局の見守りセコム親の見守り
レンタルプラン
アルソックの見守り
ゼロスタートプラン
基本月額料金 2,500円(税込)4,840円(税込)2,970円(税込)
サービス名
初期費用 なし工事料48400円
保証金20000円
(保証金は解約時返金)
なし ※5年契約が基本
※早期解約は解約料金が発生
基本サービス なし・ホームコントローラー
見守りペンダント
・フラッシュライト
・空間センサー
・防犯センサー
・火災センサー
・ホームコントローラー




オプション・駆けつけサービス+880円
・見守り電話サービス1,070円
  ※携帯電話の場合は1,280円
セコムみまもりホン
   月額2,420+加入料5,500円
ALSOKまもるっく
  月額1840円駆けつけ料は別

  ー
見守りペンダント+154円
・見守りセンサー+627円
・火災監視+385円
・フラッシュライト(別途)
・防犯センサー(別途)
緊急時の
駆けつけ料金
5,500円無料無料

合計額
4,610円
※駆けつけ880円と見守り電話
1,070円を加えた料金
4,840円4,136円
※郵便局の見守りは別料金で「セコムのマイドクターサービス(月額利用料:1,980円)」「アルソックのまもるっく(月額利用料:2,200円)」を付けることもできます。
※料金は2022年8月現在ですが必ず各自ご確認願います。

こうして比べてみると、訪問型も、セコムやアルソックも、あまり料金的な差はないことが分かります。

訪問型の見守りで期待できるのは、親の日々の暮らしを、毎月レポートと確認写真で知ることができる点。

どのような見守りを希望するかで選ぶ見守りサービスを選ぶのが大事、というのがお分かりいただけると思います。

高齢者の見守りサービス 訪問型と宅配型を比較

一口に訪問型の見守りと言っても、郵便局のように月一で約一時間ほど対面の会話形式で記録、報告してくれるサービスもあれば、ふだんの業務の一環で独居の高齢者を見守り、緊急時には通報や駆けつけまで行ってくれるサービスもあります。

今回はその中から特長的な宅配型の高齢者の見守りを3つ比較、紹介していきますね。

高齢者向け宅配弁当による見守り:ワタミの宅食

 

「ワタミの宅食」は高齢者の配食サービスで売り上げシェアNo.1の外食サービス。

選ばれている理由は味や一食当たりの値段などさまざまありますが、やはり高齢者の見守りにも対応しているところが大きいと感じます。

手渡しを基本としているので、特に一人暮らしの老人など、生活の異変に気が付いた場合は市町村指定の連絡先・登録の家族に通報するという「地域を見守る取り組み」にも協力しているところが付加サービスとして選ばれている理由ではないでしょうか。

毎日届ける弁当で、安否確認、生存確認してくれるのは、心強いですからね。

見守り料金は不要で、ワタミの「まごころスタッフ」が配達で異常を感じた時に連絡・通報するというスタイル。

申し込みの際、緊急時の連絡先を記入しておくことで、ふだんと異なる状況を察知した場合、連絡をもらえます。

見守りに金銭的な負担がないところもワタミが選ばれている大きな理由です。

ワタミの見守りは、日々の弁当配達で交わす会話などから安否を確認する、生活密着型の見守り。

月に一度訪問して話を聞くという「訪問型の見守り」を、もっと日常に溶け込ませたところが特徴です。

ワタミの宅食

 高齢者食宅市場で売り上げシェアNo.1
 一食当たり490円~と安い!
 宅配弁当で高齢者の安否見守り

ワタミの宅食 公式
※ プラス40円で指定日・指定曜日のみの配達も可能です。

IoTを活用した「訪問型見守り」:クロネコヤマト

ヤマトの高齢者見守りサービス
(引用元:自治体通信)

宅配でおなじみのヤマトホールディングス(ヤマト運輸)も宅配を通して、高齢者の見守りに取り組んでいます。

荷物の配達で顔を合わせるというだけでなく、IoTを活用した訪問型の見守りで高齢者が安心して暮らせるまちを推進。

簡単に言うと、おうちの電球を見守り専用電球(LEDにSIMが内蔵された電球)に交換することで、異常を感知したらヤマトの配達スタッフがすぐに確認に向かい、安否確認してくれるというサービスです。

専用電球「ハローライト」をトイレや洗面所の電球と取り換えるだけでwifi環境など無くても簡単にヤマトの見守りサービスを利用できることができます。

緊急ボタンを押すだけですぐに駆けつけてくれるというサービスではありませんが、訪問型と見守りセンサーをミックスした、安い料金で簡単に導入できる見守りサービスです。

ヤクルトレディによる宅配+訪問型の見守り

乳酸飲料メーカー「ヤクルト」も高齢者の見守りを長きにわたって続けています。

「愛の訪問活動」はヤクルトレディによる独居老人の見守りで、一人暮らしの高齢者に、決まった頻度で商品を宅配して、安否確認を行い、また話し相手となって、必要に応じて自治体に報告してくれるというもの。

すでに45年以上も続いています。

これまでにもいつもとは違う様子に気が付いたヤクルトレディが、警察や自治体に通報することで見守り活動に役立ったというニュースは数多くあります。

ヤクルトも商品の購入代だけで見守り費用などは不要。地域密着型の宅配と訪問をミックスさせた高齢者の見守りです。

訪問型の見守りと宅配型の見守りを比較すると・・・

訪問型の見守りと、宅配型の見守りを比較すると、どちらも良い面と、不満を感じる面、あるいは足りない部分があります。

一概に良し悪しは決められませんが、郵便局のような訪問型の高齢者見守りは、生活の状況を定期的に知らせてもらえるのがメリット。

ただし、緊急時の駆けつけまで含めると料金が高額になってしまう所がネックです。

一方、宅配型の見守りは、商品を購入することで安否見守りはしてもらえるものの、定期的な報告などは一切ありません。そして異常を察知するまでにはタイムラグが発生してしまいます。

「訪問型の見守り」も「宅配型の見守り」も、人を介したものですが、緊急事態に対応しようとすると、補わなければならない部分があることに気づかされます。

一人暮らしの親の安否確認に最適な見守りサービスとは

高齢者の安否確認

訪問型の見守りサービスとして「郵便局」、宅配型の見守りとして「ワタミの高齢者向け宅配弁当」「クロネコヤマトの見守り」「ヤクルトレディーによる見守り」を紹介、メリット・デメリットを見てきました。

一人暮らしの親の安否見守りサービスとして最適なサービスは…というと、どのような見守りを求めていて、本当に必要なサービスは何か、に尽きると思います。

また、たとえ老人と言ってもカメラで無神経に監視されるような見守りは嫌がられます。当たり前ですよね。

ひとくくりに高齢者と言っても、まだまだ一人で何でもできる方から、持病を持った方、転びやすい方などそれそれです。

大事なのは今必要なサービスと、これから必要になるであろうサービスをしっかり認識していおくこと。

見守られる側の高齢者の気持ちを確かめながら、自然な形で取り入れていくのがベストです。

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