まごチャンネルは離れて暮らす実家のおじいちゃんおばあちゃんに、子供の写真を送ったり、動画を実家のテレビに送ることができるサービス。
送られた写真や動画は、まごチャンネルを設置したテレビで簡単に見ることができ、NHKで取り上げられたこともあってじわじわ利用者が増えています。
実家の大画面テレビで孫の写真や動画を見ることができるので、なかなか会えない時期などうれしいサービスですよね!
また、「まごチャンネル」とホームセキュリティのセコムが手を結び「まごチャンネル」を使った親の見守りサービスもリリースされ、話題になりました。
今回はそんな「まごチャンネル」について、類似サービスと比較することでどんなメリット・デメリットがあるのか、また仕組みについてもお伝えしていきます。
まごチャンネルの仕組みについて
まごチャンネルの仕組みについて、まずはこのYoutubeをご覧ください。
まごチャンネルの仕組み
スマホで撮った写真や動画を撮る
↓
インターネット回線を使って
実家のまごチャンネル受信ボックスに届ける
↓
受信ボックスと接続したテレビで視聴できる
受信ボックスにネット回線が内蔵されているので、WiFi環境やインターネット回線がなくても使えるサービスです。
これはテレビの番組表が自動で受信できるのと同じような仕組みを利用してるんですね。
まごチャンネルの使い方はとても簡単
まごチャンネルの使い方はとても簡単で、設定なども不要。
購入した受信機とテレビをケーブルでつなぎ、コンセントから電源をとればOKです。
受信機が新しい写真や動画を受信したら、孫チャンネルの窓にランプが灯って知らせてくれます。
特別なネット環境がなくてもすぐに使い始めることができるのは嬉しいですよね!
受信した写真や動画を見るときはリモコンで簡単に選ぶことができますよ。
ふだん使っているリモコンからも操作できるし、購入時に付属の専用リモコンで操作も可能です。
テレビのリモコンだと相性が悪くて動作しないこともありますが、専用リモコンがついているので問題ないです。
まごチャンネルと類似品の比較
NHKだけでなく様々なメディアで紹介されている「まごチャンネル」ですが、受信機代+月額使用料がかかることなどから類似商品を探す方も多いようです。
同じような機能があって、料金が安ければ、類似品でもこと足りますよね。
「まごチャンネル」の類似品として比較されるのが「デジタルフォトアルバム おもいでばこ」と「みてね」です。
どのサービスも写真や動画を保存・視聴・共有できることで活用されていますが、それぞれに特徴があって、メリット・デメリットがあります。
そこで「まごチャンネル」「おもいでばこ」「みてね」について、比較しやすいよう一覧にしてみました。
商品名 | まごチャンネル | おもいでばこ | みてね |
受信機一式 | 19,800円(税込) Amazon | 26,345円(税込) Amazon | 無料アプリ |
月額料金 | 1,628円(税込)/月 1,375円/月(年額プラン) | 無料 | 無料 |
視聴機器 | テレビ | テレビ | スマホ |
共有範囲 | 全国 | 自宅内のみ | 全国 |
動画再生 | 無制限 | 無制限 | 1本につき3分まで |
必要環境 | 送信側:スマホ 受信側:受信機+TV | wifi環境/ネット契約 無線ルーター/TV | 送信側:スマホ 受信側:スマホ |
特徴 | テレビの大画面で視聴できる コメント機能20文字まで 閲覧しているのがわかる | 画像を自動で整理保存 自宅内でのみ共有可 | スマホアプリで共有 写真の自動整理 コメントで会話 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
まごチャンネル-WiFi不要でテレビと繋がるデジタルフォトストレージ
本体19800円(税込・送料込み)
スマホで撮った動画・写真を実家のテレビに映してくれる
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まごチャンネルのメリット・デメリット
まごチャンネルの良いところ
まごチャンネルのデメリット
まごチャンネルを使えば、テレビに「孫チャンネル」が1つ増えた感じで写真や動画を見ることができるので、会えない間も身近に感じられると評判です。
ネット環境のない高齢者宅でスマホ動画を見ると、通信料金が跳ね上がってしまうので、データ量を考えると無制限に視聴できるのは割安な気がします。
新しい写真や動画が届くと、受信機の窓に明かりが灯るので着信が分かるし、視聴を始めると送信したスマホ側に閲覧開始の通知が届くのでゆるい見守りもできてしまいます。
まごチャンネルの類似品:思い出箱のメリット・デメリット
おもいでばこの良いところ
思い出箱のデメリット
「まごチャンネル」と「おもいでばこ」は、テレビを使って映像を見ることができるので似ている印象を持ちますが、使い方が全く違います。
「おもいでばこ」はさまざまな機器で撮った写真や動画を1つにまとめる「思い出アルバム」のようなもの、と考えたら分かりやすいかもしれません。
まごチャンネルは離れて暮らす祖父母と、写真や動画を共有するために始まったサービスなので、もともと違うものだと思った方がいいです。
写真や動画を1つにまとめる「思い出アルバム」としては容量も大きく、使いやすく、素晴らしいアイテムに変わりありません。
まごチャンネルの類似品:みてねのメリット・デメリット
みてねの良いところ
みてねのデメリット
「みてね」には無料会員と有料会員があって、無料会員の場合1本の動画で3分までが限度となっています。
卒園式や入学式、発表会などの長い動画だと数分に収まり切れないことも多いので、ここはネックかもしれません。
有料のプレミアム会員の場合でも10分までなので、無制限に受信できる「まごチャンネル」とはこの部分に違いが出てしまいます。
また高齢者宅にはwifi環境がないお家が多いので、その場合はデータ通信の料金が跳ね上がってしまう心配があります。
※有料のプレミアムは家族みんなで使えて月額480円の税込み、初月1カ月間が無料です。
離れて暮らす親を見守る「孫チャンネルを使った見守り」
「まごチャンネル」とホームセキュリティのセコムが手を結んで実現したのがまごチャンネルを使った一人暮らしの親の見守り。
まごチャンネル本体にセンサーを設置し、お部屋の温度や湿度、照度を記録して遠く離れた場所に住む親をやさしく見守ります。
部屋の照度の変化と生活音の有無から、離れて暮らす親の生活を判断して、「起きたようです」「寝たようです」などアプリを使ってみまもる側に知らせてくれます。
もちろんまごチャンネルとしての機能はそのままに使える、まごチャンネルwithセコムだけの機能となります。
もしもの時の、セコムによる駆けつけサービスは付帯していないので、セコムの親の見守りプランに加えて利用するタイプとなります。
受信機本体の料金や月額利用料金は、見守り機能が強化されている分「まごチャンネル」よりもちょっと高めです。
まごチャンネルの解約について
まごチャンネルを解約する場合は注意が必要です。
というのも、一度解約してしまうと同じ本体で契約ができないからです。
また年払いで契約していた場合、途中で解約した場合でも返金は行っていません。
解約する場合は更新日の10日前までに連絡すること。
※アプリ設定画面の「メールで問い合わせ」から連絡できます。
また一度解約すると同じ本体で契約できないという性質から、中古品としてメルカリやヤフオクなどで販売しているものも利用できない事になるので、その点は注意してくださいね!
まごチャンネル類似品の比較:まとめ
まごチャンネルの類似品について、「おもいでばこ」「みてね」の特徴を交えながらメリット男・デメリットを紹介してきました。
いかがでしたか?
「まごチャンネル」の類似品を探している方の多くは、月額利用料金が発生するところにネックを感じて、少しでも費用が抑えられるものをお探しなのだと思います。
ただ「まごチャンネル」の月額利用料は、内蔵されているデータ受信機が常にネットに接続されているための通信料。
そのかわり無料サービスと違って、動画の長さや容量に関係なく、全国どこでも孫の動く姿をテレビ画面で見ることができます。
「おもいでばこ」「みてね」もそれぞれに良いところがあるので、使い方やシーンによって、どのサービスを使うのか決めていけば良いのではないかと思います。
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