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アルソック(ALSOK)の「みまもりタグ」は高齢者の見守りサービスのひとつで、「みまもりタグ」を身に付けた人の足あと(位置情報履歴)を収集して、スマホなどで確認できるサービスです。
認知症の初期など、本人の気持ちを尊重しながら、さりげない形で見守ることができます
認知症の初期、運動機能の低下がない時に心配なのが遠方への徘徊ではないかと思います。
そんな時、Bluetoothを使った「みまもりタグ」を身につけておくと、過去にいた位置情報を、スマホなどで把握する事ができます。
アルソック(ALSOK)の「みまもりタグ」は、一度「みまもりタグ」を購入してしまえば、毎月の利用料金は250円程度。
GPSを使った見守りサービスと比べるとかなり料金が安いので、驚かれるのではないでしょうか。
というわけで、今回はアルソックの見守りサポートのひとつ「みまもりタグ」について、どんな見守りサービスで、どんな仕組みになっているのか、またGPSを使った位置情報サービスの高齢者見守りとはどこが違うのかまとめてみました。
ALSOKの「みまもりタグ」の料金が安いのはその仕組みにあった
ALSOKの「みまもりタグ」は、小型で軽量のBluetooth(ブルートゥース)を使った「位置検索タグ」を身につけることで、過去にいた位置情報を把握することができるサービスです。
BluetoothはGPS端末と違ってほとんどバッテリー(内臓電池)を使わないので電池寿命が長く、小型化できるというメリットがあります。
電池交換は1年に1回、GPSと違って充電は不要です。
しかしBluetoothの電波の受信は約20m四方程度。ということは、見守り対象者の行動範囲の各所に受信機を設置しなければならなくなります。
GPSなら衛星の信号をキャッチできる場所であれば現在地が特定できますが、どうやって感知器の設置という問題をクリアしたのでしょうか…。
アプリを持つ人とすれ違うことでわかる位置情報
みまもりタグはGPSを使った端末と違って、「みまもりタグ」を持っているだけでは位置情報を知ることができません。
このタグは建物に設置された感知器、そして「みまもりタグアプリ」をインストールしたスマートフォンやタブレット端末を持った人が近くにいることで位置情報の履歴がわかるシステムです。
あらかじめタグアプリをダウンロードしたスマホやタブレット端末が、Bluetoothの信号をキャッチする感知器の役目をしているというわけですね。
そのため、多くの人がみまもりタグアプリをスマートフォンにダウンロードして、初めて成果が出るという仕組みになっています。
人口密度の低い、人の行き来の少ない過疎地などでは利用(導入)が難しいのも課題の一つです。
地域と連携した高齢者の見守り
アルソックのみまもりタグは、地域と連携してその開発に取り組んだ商品でもあります。
発売前の段階で、香川県さぬき市、神奈川県横浜市(実験終了) などで実証実験を行っています。
地域で見守りのボランティアを募り、スマートフォンにタグアプリをインストールしてもらい、アプリを持つ人とすれ違う時に位置情報が取れるような仕組みの実証実験です。
いまはスマートフォンの場合、GPSや位置情報はアプリで利用している人がほとんどなので、地域との協力を得ることができれば画期的な仕組みだと思います。
ただ、タグアプリをダウンロードしているスマホ(地域の協力員)は、常にBluetoothを「ON」にしておかなければならないので、バッテリーの消費に影響が出るというところもあるようで、この点も課題の一つといえます。
「ALSOKみまもりタグ」のお知らせ機能
アルソック(ALSOK)の「みまもりタグ」はお知らせ機能があるので、外出時などに家族との距離が一定以上離れるとアルソックからメールで通知が入ったり、スマホアプリをダウンロードしているボランティアに捜索協力を依頼したりもできます。
もちろん位置情報が知りたい時に、現在地ではありませんが位置情報の履歴から狭い範囲で捜索することが可能になり、タグアプリをダウンロードしているボランティアの協力も得るられるというわけですね。
まさに地域と連携した見守りです。
使いやすいみまもりタグ専用靴
「ALSOKのみまもりタグ」は杖やバックに取り付けることもできますが、さらに携帯しやすいよう、みまもりタグを収納できる専用の靴もあります。
外出用の靴をこの靴にしておけば、置忘れの心配がないので、安心です。
よく考えられていると思います。
みまもりタグの利用を検討するなら
お住まいの地域が利用できる該当地域であるか、また感知器の設置数やアプリダウンロードのボランティアの協力状況などは直接の問い合わせとなります。
その為、みまもりタグの利用を検討したい、どんなものか詳しく知りたい場合、まずは資料請求してみることをお勧めします。
ALSOKのみまもりタグとGPS端末の比較
見守りタグとGPS端末、どちらもメリットデメリットがあります。
両者の違いを簡単に比較してみました。
ココセコムの料金は、月間のホームページからの検索回数(位置情報の確認回数)によって料金に違いがあり、月間2回までなら550円のコースもありました。
ココセコムの場合は緊急時にセコムの隊員が駆けつけるサービスも利用できます(駆けつけサービスは別途有料です)。
ALSOKみまもりタグとGPS端末の比較 | ||
みまもりタグ | ココセコム | |
利用サービス | Bluetooth | GPS端末 |
電波の受信範囲 | 20m四方程度 | 衛星の受信範囲 |
位置情報 | 過去の位置情報の履歴がわかる | 現在地がわかる |
電池(バッテリー) | 電池交換は1年に1回 | 1回のフル充電(約2時間)で最大240時間 |
重量 | 小型軽量(14g) | バッテリー含む53g |
みまもりの程度 | さりげなく見守る | 位置情報を把握する |
月額料金(税込) | 275円~ | 990円~ |
緊急時の駆けつけ | なし | あり(有料) |
alsokのみまもりタグ、GPSの見守りとの違いまとめ
アルソックのみまもりタグについて、サービスの内容と仕組み、またGPSの位置情報検索システムを使った見守りの違いについてまとめてきました。
いかがでしたか?
ALSOKの見守りタグはBluetoothを使った、過去の位置情報の履歴がわかるサービス。
GPSを使った端末は現在地がはっきりとわかる位置情報サービスです。
どちらもメリットデメリットがありますが、みまもりタグは地域全体で高齢者を見まもるというボランティア(タグアプリをダウンロードしてくれる協力者)が必要なことが大きなポイントとなります。
みまもりタグの利用を検討したい、どんなものか詳しく知りたい場合、まずは資料請求してみるとよいでしょう。
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